人生通行止めさんのヒダマリノキオク製品版やる。その1。

文 マグナ

人生通行止めさんのヒダマリノキオク製品版やる。その1。
ヒダマリノキオク

所謂NTRAVGである。
これ、先ず二つのルートがある。主人公ルートと主人公+女視点のルートだ。

好きな女性が取られるというまあよくある展開ではあるのだが、
いわれている通り、そこに標的を絞って丹念に描いていく作品は意外に少ない。

主人公はいじめが原因で引きこもりになった少年であるが、
単に大人しい訳ではなく、裏を返せば自分の物を奪われたくないエゴイストである。

時折激情を爆発させるところがその証拠である。エゴイストなら戦う事は必要な訳だが、
この主人公は自身からは何もしない(窓から隣の家への侵入を除いて、家を出ることは数えたところ全編で四回ほどしかなかった)のに、

女が寝取られているということにも気付かず、
あるいは気付いていながら、気付かないふりをする。これでは物語が動きようもない。

女の方も墜ちる前はいかにも憧れの女神像で面白くないものである。
最後に友達らしき人物が出てくるが、ほとんど主人公にかかり切りという都合のいい設定。

前半で張った伏線を後半で効かしている訳だが、
どうもそれが機械的っぽく、墜ちる前の女のキャラの貧相さを際立たせる事にもなる。

親が仕事で遅くまで、という設定で関わってこないのも限界があるのではないか、
特に最後など目に見えて変わってる訳だし。

むしろ寝取られて格好は優等生のまま、中身は変わって主人公の親と共謀し、
主人公を学校に通わせ追い込む、というような感じにした方が話も広がって絶望感が出る。エロなくてもいいがサブヒロインも欲しい。

過去主人公をいじめた間男も女性に対する侮蔑的な言動を吐くものだが、
これはある意味主人公の理想化の裏返しと見え、実情は双子のように似通ってるといえるものである。

主人公視点ルートはエロがほとんどない。エロ目当ての人はダブル視点からやるべしだ。
最後に露見する部分しかないものである。

ところどころえろいと思えるシチュもあるのだが、
それがいききらない不満足感が強い。誤字がないのは評価ポイントだ。

文章量は多くそれだけでお腹いっぱいになるものである。
という訳でどうも減点要素だわ。二周やるかは後で決めよう。

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